脾臓の免疫機能

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脾臓の免疫機能について

抗体のイメージ

人間が健康でいるためには、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を攻撃する免疫力が必要です。

 

免疫力が弱いと、侵入してきた細菌やウイルスの増殖を抑えきれず、すぐに体調を崩してしまったり、重い感染症を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

 

脾臓は免疫の機能を持つ臓器の1つで、体内で最大のリンパ器官と言われています。体内のリンパ球のうち約4分の1が脾臓内に集中して存在しており、体内に入ってきた異物を攻撃するための「抗体」が作られています。

 

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抗体ができて異物から細胞を守る流れ

予防接種

細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入すると、まずは白血球に含まれるマクロファージ(大食細胞)がその異物を吸収して破壊します。

 

すると、そのマクロファージの動きによる刺激を受けて、抗体を作り出す細胞である形質細胞とリンパ球が働きだして、侵入してきた異物に合った形の抗体を作ります。

 

そして、できた抗体が異物と結びつくことで、異物を無力化したり、マクロファージが吸収しやすくしたりするのです。

 

ちなみに、過去に侵入してきたことがあるウイルスや細菌は記憶されており、再度同じもの入ってきた場合には、リンパ球・形式細胞はすぐに大量の抗体を作り出して、感染させることなく異物をやっつけることができます。

 

この免疫機能を活かしたのが予防接種ですね。
予防接種により、病原体となるウイルスや細菌から作られたワクチンを身体に入れて、
そのウイルスの抗体を作る経験をさせておくわけです。

 

そうすることで、次に自然にウイルスが侵入してきても、
そのウイルスに感染することなく、健康な状態を保てるというわけです。

 

脾臓摘出してしまうと・・・

交通事故によるケガなどで脾臓が大きく損傷した場合や、
特発性血小板減少性紫斑病や脾腫瘍などの病気で、脾臓を摘出する処置が取られることがあります。

 

他の器官にも免疫機能はありますので、
脾臓が無くなったとしても、人間は生きていくことはできるのですが、
肺炎球菌、髄膜炎菌、インフルエンザ菌といった細菌の感染リスクは高くなってしまいます。

 

なので、ワクチン接種をしたり、抗生物質を服用するなどして感染を予防する必要が出てきます。

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